デイリー新潮

社会

稀代の政商「小佐野賢治」国際興業社長 古寺の軒先が極貧の原風景

現在発売中

週刊新潮 2017年6月1日号 
2017/5/25発売

ネット書店で購入する

 寒村の古寺の軒先を借りて雨露をしのぎながら、少年は、桑畑の灰色の風景を見ていた。この時、彼の胸に去来したのは、極貧の生まれに対する呪詛か、豊かな未来への渇望か。長じて、彼は、「10兆円を動かす」ほどの大資産家となった。時の政権中枢と結んで、バス事業や不動産、ホテル運営などを手がけ、一代で巨万の富を築いた、「国際興業」グループ総帥、小佐野賢治である。

...

記事全文を読む

  • 週刊新潮
  • 3000号記念別冊「黄金の昭和」探訪 掲載
  • ※この記事の内容は掲載当時のものです

この記事の関連記事