「ヘルシア緑茶」 欧米で続発! カテキン摂取で“肝機能障害”
「ヘルシア緑茶」
トクホといえばこの人、俳優の香川照之をイメージするムキも多かろう。
「ヘルシア緑茶」のCMに長く出演した稀代の役者は、舞台裏でもトクホを広めるのに余念がなかった。
「香川さんは、収録先でもヘルシアを段ボール箱ごと差し入れしてくれてね。生活が不規則な現場だから共演者やスタッフにも評判で、愛飲している業界人は多いと思いますよ」(民放幹部)
そんな口コミも手伝って、数あるトクホでも売れ筋上位にあるこの商品。その特徴をおさらいしておこう。
ヘルシア緑茶は、茶の葉に含まれるポリフェノール化合物の茶カテキンを関与成分にしている。脂肪の分解と消費に働く酵素の活性を高めるとされ、“体脂肪が気になる方に適している”と喧伝されてきた。今やヘルシアブランドは、緑茶以外にも、コーヒーや紅茶、スポーツ飲料など様々なジャンルにトクホとして派生しているのだ。
だが、効果を持続させるには、継続的な飲用が求められる。科学ジャーナリスト・植田武智氏が言うには、
「メーカーが根拠とする論文によれば、3カ月で体重が1・69キロ減りましたが、飲むのを止めると3カ月で元に戻っていました。下がった体重を維持するには、一生飲み続けなければならないことになります」
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