「堀北真希」引退で「桐谷美玲」に重圧 女社長の目利き

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幸せの形はイロイロだが……

 山口百恵は最後のステージで「さよならのかわりに……」と嗚咽を漏らしながら唄い芸能界から姿を消す。そんな百恵ちゃんに憧れた女優・堀北真希(28)も、家庭を理由に引退。そんな彼女が掴んだ幸せは、重圧へと形を変えて引き継がれる可能性があるのだ。

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〈愛情いっぱいの家庭を築いていきたいと思います〉

 2月28日、堀北は直筆メッセージでそう認(したた)めて芸能界を引退した。振り返れば一昨年に俳優の山本耕史(40)と結婚、翌年に第1子を出産と私生活が充実する一方、映画やドラマへの出演は激減していたのだ。

 所属事務所だったスウィートパワー担当者の話。

「彼女は真面目で二足の草鞋が履けないといいますか、2つのことを並行してやれる子ではない。なので、新しい家族ができればそっちを選ぶという認識は事務所も持っていました。今はただ幸せになって欲しいという気持ちだけ。社長以下、女所帯の会社なので彼女の決断に共感できるんです」

 あくまで“円満退社”だったことを強調するのだが、

「堀北引退は2012年の出来事がきっかけですよ」

 と振り返るのは、スポーツ紙の芸能記者だ。

 この年、彼女はNHK・朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロインを演じ、紅白の司会も務めて国民的女優の地位を不動にした。しかし、その陰である“事件”が起きていたのだ。

「同じ事務所の黒木メイサが、赤西仁と妊娠2カ月で電撃結婚して活動休止。堀北は事務所を支えるため、スケジュールを詰め詰めにされ、疲れ果てたという声は多く聞こえます」(同)

 14年には自己最多となる12本のCMに出演。上昇気流に乗る中で、15年に突如、吹っ切れたかのように“交際ゼロ日”で山本との結婚を発表したのである。

 当時、多忙を極めていた堀北の様子を、さる民放関係者が証言する。

「現場でも、彼女は共演者と仲良く喋ったり息抜きができないタイプでしてね。楽屋に閉じこもって独りでいることを好み、差し入れのお菓子も食べにこないことが多い印象でしたよ」

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