森友学園問題で正義漢気取り…「鴻池氏」ホラ吹き不倫の前科

社会週刊新潮 2017年3月16日号掲載

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艶福家を自任

 正義を声高に訴える輩ほど、疾(やま)しさを抱えているというのは世の常である――。「金であったか、コンニャクであったかは知らん」。早くも今年の流行語大賞候補と持て囃されている、鴻池祥肇(よしただ)元官房副長官(76)の“迷セリフ”。ご本人は、そのコンニャクという名の現金を受け取らずに籠池夫妻を追い返してやったと胸を張り、正義のヒーロー面(づら)しているが、彼の言葉を真に受けてはならない。

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 連続ドラマを飽きさせないためには、常に「ニューキャラ」を投入するのが常道で、「森友ドラマ」には打ってつけの“迷脇役”が登場した。

 鑑定価格9億5600万円の国有地がゴミ処理費用という名目の下、86%も値引きされていた、政界を巻き込んだ一大疑惑。この騒動について、鴻池氏が3月1日夜に記者会見を開き、

「(森友学園に、新しい)学校作らせたらあかん」

 と、時に声を荒(あら)らげながら吠え始めたのだ。続けて、

「紙に入ったものを、『これでお願いします』いうて。おばはん(籠池夫人)のほうが」

「それを取って『無礼者』と言ったんだ」

 要は鴻池氏は、籠池夫妻が金を持って陳情に来たものの、それを突き返したと「正義」を語り、自分は疑惑に関与していないとアピールしてみせたわけである。

 一方で、感情を過剰に露(あらわ)にする彼の姿に、芝居じみたものを読み取った方も少なくなかったのではないだろうか。そう感じた方は正解。なにしろ、彼は不正義を絵に描いたような議員なのである。

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