元総務相・新藤議員、年始めの超高級ソープ通い 後援者の葬儀後に

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「ヤマザキ」様

 そして8時50分、極彩色のネオンがぎらぎら輝くメインストリート「角町通り」沿いの超高級店前にアルファードは横付けされた。

 出迎えの店員と入れ替わるようにし、重そうな鞄を携えた本人が店内に吸い込まれていく。

 暖かみのあるライトに照らされた15平方メートルぐらいの待合室には8席の黒いソファ。元大臣はダウンのブルゾンを羽織ったまま、その1つに腰掛けた。

 右手で頬杖をついたかと思えば、上半身をぐるりと反転させて雑誌類を物色する。韓国領土に上陸せんと画策した当時とは真逆の、なんとも無防備な姿である。

 写真週刊誌を手に取っては目を細めつつ、けれど読むともなしにページをパラパラと繰る。落ち着きのない動作は、胸が早鐘を打っている証拠か。運ばれてきたお茶にズズズと口をつけてからすぐ、店員が「8万円です」と告げ、現金を回収していく。

 その1〜2分後、「ヤマザキ様、準備が整いました」の声に従って、待合室を出て行った。入店わずか5分で部屋に消えて行くあたり、予約通りにコトが運んだ結果だろう。

 ***

 吉原の「超高級店舗」待合室にいた安倍総理お友達の元大臣(下)へつづく

週刊新潮 2017年1月26日号掲載

特集「硫黄島の戦い『最高指揮官』の孫の姫始め 吉原の『超高級店舗』待合室にいた安倍総理お友達の元大臣」より

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