元総務相・新藤議員、年始めの超高級ソープ通い 後援者の葬儀後に

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栗林大将の孫

 選良かつ教育者でもあるその血筋をたどれば、父方の祖父は川口市議会議長を務めた人物で、母方の祖父は他ならぬ栗林忠道。本土決戦を食い止め、硫黄島で玉砕した陸軍大将である。

 冷静さを失わぬ指揮官ぶりは敵国・アメリカからも高い評価を受けており、梯久美子著『散るぞ悲しき』(新潮文庫)やクリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」のモデルとなっている。もっとさかのぼると、

「新藤家は、鎌倉幕府が開かれたとき源頼朝の武将・佐々木盛綱の家臣として川口に赴任。以来八百年川口という旧家です」

 と、代議士のホームページにある。

 プライベートに目を転じると、06年にひと回り年下で整体師の女性と再婚し、1男1女に恵まれた。美しい妻、玉のような子らとは敷地2000平方メートルに及ぶ川口市内の邸宅で暮らしており、いずれの子もそこから都内の名門私立小学校へ通っている。

 昨年は新藤氏にとってのメモリアル・イヤー。再婚と先に触れた映画公開から共に10年。張りつめていた緊張の糸が緩んだのか、その心にちょっとしたものが入り込んできたのが、1月10日だった。

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