日光東照宮、宮司の「私物化」問題が紛糾 創建400年の節目に

社会週刊新潮 2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号掲載

 天下は一人の天下に非ず、天下は天下の天下なり――。幼少期から苦労を重ね、太平の世を築いた家康公らしい遺訓である。一方、そんな徳川初代将軍を祀った日光東照宮では、2017年に創建400年の節目を迎えるなか、宮司の「私物化」問題が紛糾しているのだ。

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 これまで「言わざる」で通してきたお膝元の人々も、声を上げざるを得なくなったという。

「我々は宮司が東照宮の“私物化”をやめ、共通拝観券を復活させることを求めています」

 そう語るのは、12月15日に記者会見を開いた「日光二社一寺の諸問題を考える会」の発起人代表・阿原一良氏だ。

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