35時間に及ぶ学生と機動隊の攻防…東大に炎が上がった「安田講堂事件」

社会週刊新潮 2015年8月25日号別冊「黄金の昭和」探訪掲載

 全共闘運動、そして全ての学園紛争の“天王山”として記憶される「東大安田講堂事件」――。

 その火種となった東大紛争は、“登録医制度”に反対する医学部の学生たちが、無期限ストに及んだことに端を発する。

 これに対して大学側は強硬な姿勢に徹し、医局員と揉めた学生17人に退学を含む厳しい処分を下した。後に、そのうち1人の学生に誤認処分の可能性が強まるが、大学当局は処分の撤回に応じなかった。

 業を煮やした学生たちは昭和43年(1968)7月2日、安田講堂のバリケード封鎖を敢行。

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