目撃者が語る「新宿騒乱」 暴徒2万人超え、743人がお縄に

社会週刊新潮 2015年8月25日号別冊「黄金の昭和」探訪掲載

 いまや世界一の利用者数を誇る巨大ターミナル駅となった新宿駅が、その晩、突如として“騒乱”の真っ只中に放り込まれた。 

 昭和43年(1968)10月21日の“国際反戦デー”を機に、ゲバ棒を手にした学生たちは続々と新宿駅に集結。怒号のようなシュプレヒコールが飛び交い、ジグザグデモのうねりは東口広場を埋め尽くした。

 奇しくも、同じ日に20歳の誕生日を迎えた、社会学者で東工大名誉教授の橋爪大三郎氏(66)もその渦中にいたひとりだ。

「日が暮れる頃には、駅前の東口広場で学生と機動隊が派手にやり合い始めた。

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