三菱自動車、報酬限度を3倍に “濡れ手にササニシキ”のカルロス・ゴーン

企業・業界週刊新潮 2016年12月15日号掲載

 名門スリーダイヤの三菱自動車が、「3(スリー)倍問題」に揺れている。今年4月、燃費不正問題が明るみに出た同社は、カルロス・ゴーン社長(62)率いる日産の傘下に入ることで再生を図っているが、道半ば、いや再建の緒にすら就いていない段階で、役員報酬限度額を3倍にするというのである。

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 業績が上がれば社員の報酬は増え、下がれば企業全体が臥薪嘗胆を強いられる。「経済力学」を考えれば、これが常識である。高速道路の上り車線を下ってはいけないのと同様、ごく当たり前の「交通ルール」と言えよう。

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