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進まぬ憲法改正、菅官房長官が「審査会」に“待った”をかけたワケ
急がば回れ、と言っても、回りすぎてしまってはゴールにたどり着けない。安倍総理の悲願である憲法改正への論議がなかなかスタートしないのである。政治部デスクの話。
「総理が“まず憲法審査会で静かに議論を”と話している通り、憲法改正のためには衆院憲法審査会の議論を経なければならない。が、1年5カ月もの間、休眠状態になっているのです」
昨年6月、審査会で有識者が新安保法案について“違憲”と判断したことで紛糾し、議論はストップ。今回、審査会を再開すべく与野党で折衝しているのだ。...
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安倍官邸の“宮内庁封じ込め”人事 煙たい長官を交代
吹き始めた秋風に晒される安倍官邸の面々が噛みしめているのは、過ぎし夏への「思い」と「重い」課題に違いない。天皇陛下のいわゆる生前退位問題に揺れた2016年の夏。極めて重大かつ繊細な事柄ゆえに、政府はその対処に苦慮しているが、これ以上の「重石」は御免被(こうむ)りたいと言わんばかりに、宮内庁相手にある策を仕掛けていた。
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「知らない」、「知らない」、「知らない」……。
9月23日、番記者の「朝駆け取材」を受けた菅義偉官房長官は、このように朴念仁を貫いた。...
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