安倍官邸の“宮内庁封じ込め”人事 煙たい長官を交代

政治週刊新潮 2016年10月6日号掲載

 吹き始めた秋風に晒される安倍官邸の面々が噛みしめているのは、過ぎし夏への「思い」と「重い」課題に違いない。天皇陛下のいわゆる生前退位問題に揺れた2016年の夏。極めて重大かつ繊細な事柄ゆえに、政府はその対処に苦慮しているが、これ以上の「重石」は御免被(こうむ)りたいと言わんばかりに、宮内庁相手にある策を仕掛けていた。

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「知らない」、「知らない」、「知らない」……。

 9月23日、番記者の「朝駆け取材」を受けた菅義偉官房長官は、このように朴念仁を貫いた。

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