「トランプ大統領」が暴走したら…“弾劾裁判”で罷免は可能?

国際週刊新潮 2016年11月24日号掲載

 常に「核の発射ボタン」を携え、合衆国の行政権を一手に握るプレジデントの権力は、やはり強大だ。

 では、仮に政治経験ゼロの新大統領が暴走を始めた場合、彼を止める術はあるのだろうか。

 任期途中のアメリカ大統領がその座を降りる方法は2通りしかない。ひとつは自ら辞任すること。もうひとつは、合衆国憲法第2条第4節に定められた「弾劾裁判」による罷免である。

 福井県立大学の島田洋一教授(国際政治学)によれば、

「弾劾裁判では下院が検察、上院が裁判所の役割を果たします。

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