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ライムスター宇多丸 映画コメンテーターLiLiCoに映画紹介の悩みをぶつける〈宇多丸×LiLiCo 第1回〉
日本のヒップホップシーンを牽引してきたグループ「ライムスター」の宇多丸さんは映画評論にも定評がある。TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の映画コーナーで歯に衣着せぬ物言いと的確な分析で数々の作品を紹介し、映画業界内にも多くのファンを持つ。
宇多丸さんは雑誌「月刊コミック@バンチ」で「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」を連載している。読者から寄せられた相談に宇多丸さんが「人生に悩んだら、映画に訊け!!」と参考になる映画を紹介しアドバイスを送るコーナーだ。...
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「となりの山田くん」はジブリの黒歴史なのか 鈴木敏夫氏が語った「あえて興行成績を落とした理由」
スタジオジブリの作品といえば、「ヒット」の3文字とセットで語られることが常だが、30年の歴史の中で、初めて赤字となった作品をご存じだろうか。
1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』である。
空前の大ヒットとなった『もののけ姫』に続いて公開された同作品は、公開館数や宣伝の問題もあり、公開時には制作費を回収する興行成績をあげられなかった(その後、ビデオ化などで最終的に黒字化)。
しかし、実はこの敗戦、制作側ではある程度織り込み済みで、プロデューサーの鈴木敏夫氏は、こういう経験が必要だと当時考えていたのだという。...
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