朴槿恵大統領、「セウォル号」事故当日に美容整形? 現地メディアが報じる

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 美容整形大国として知られるお隣の国、韓国。大統領とて、顔に手を加えてでも美しくなりたいという女心を捨てられないのか。機密漏洩事件で窮地に立たされている朴槿恵大統領(64)がセウォル号沈没事故当日、美容整形を受けていたのではと現地メディアが報じた。まさに、万事休すなのだ。

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 韓国で、高校生ら300人以上が犠牲になったセウォル号沈没事故が起こったのは、2014年4月16日のこと。

 ソウル特派員が解説する。

「その日、朴大統領の動静がはっきりしない“空白の7時間”があるとされていました。当時、産経新聞の加藤達也ソウル支局長が、ある男性と密会していたという噂をコラムに書き、名誉毀損で在宅起訴された。ある男性とは、機密漏洩先として逮捕された崔順実(チェスンシル)容疑者の元夫、鄭允会(チョンユンフェ)でした」

事故当日に美容整形?

 結局、“空白の7時間”は解明されないままだったが、今回の機密漏洩事件をきっかけに、韓国の検察関係者が11月17日、朴大統領がその時間帯、大統領府に軍の看護師を招き入れていたと明らかにした。

「すると、現地メディアは、セウォル号が沈みゆく最中、朴大統領が美容整形を受けていたのではないかと指摘しました。なぜかと言うと、大統領府には専属の医師がいるにもかかわらず、崔容疑者と繋がりのあるアンチエイジング専門『チャウム医院』の担当医が度々、出入りしていた。その関連に目が向けられたからです」(同)

■ボトックス注射

 韓国人ジャーナリストによれば、

「『チャウム医院』は、ソウルのセレブエリア、カンナム地区にあります。会員制で、プールやサウナも利用するとなると、1億ウォン(約940万円)を超える入会金が必要です。朴大統領は、12年12月の大統領選の直前まで、大ヒットしたドラマのヒロインの名前を偽名に使い、そこに通っていた。さらに、大統領就任後は、崔容疑者あるいはその姉の名義で薬の処方を受けていました」

 14年の3月からは、「チャウム医院」の担当医が大統領府に出向き、朴大統領に注射をしていたという。

「姉妹のカルテには、処方したのは栄養剤だと記入されていました。でも、それなら、大統領府にも常備されている。だから、本当はしわ取りのボトックス注射だったのではないかという疑いが持たれたわけです。そして、セウォル号沈没のときは、軍の看護師に大統領府に保管されていたボトックス注射を打ってもらったと囁かれているのです」(同)

 朴大統領は19日に、これまで非公表だったセウォル号沈没事故当日のタイムスケジュールを公にし、“美容整形疑惑”の火消しに躍起となっている。

ワイド特集「希望とため息のストライプ」より

週刊新潮 2016年12月1日号掲載

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