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「となりの山田くん」はジブリの黒歴史なのか 鈴木敏夫氏が語った「あえて興行成績を落とした理由」
スタジオジブリの作品といえば、「ヒット」の3文字とセットで語られることが常だが、30年の歴史の中で、初めて赤字となった作品をご存じだろうか。
1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』である。
空前の大ヒットとなった『もののけ姫』に続いて公開された同作品は、公開館数や宣伝の問題もあり、公開時には制作費を回収する興行成績をあげられなかった(その後、ビデオ化などで最終的に黒字化)。
しかし、実はこの敗戦、制作側ではある程度織り込み済みで、プロデューサーの鈴木敏夫氏は、こういう経験が必要だと当時考えていたのだという。...
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「シン・ゴジラ」ヒットで“誘致活動”が活発化? 過去作にみる「わが町を破壊して」の声
■宮崎駿ものけ反った『ゴジラ』
公開直後から絶賛の声があがっている『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督・東宝系)。興業的にも成功を収めていることから、早くも続編を期待する声も飛び出しているようだが、その可能性はあるのだろうか。あるとすれば、どんな内容になるのか。
もちろん現時点では続編はファンの夢に過ぎないだろうが、予想するにあたっては、オリジナルの『ゴジラ』(1954年公開 本多猪四郎監督/円谷英二特撮)の続編がどんなものだったのかを学習するのもいいかもしれない。...
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