阿部寛の「嗅覚捜査官」 NHK“輸入”のウクライナ版との違いは

芸能週刊新潮 2016年11月3日号掲載

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“俺の鼻は間違えない”。

 なんだか“私、失敗しないので”(テレビ朝日系「ドクターX」)に似ているような気もするが、10月22日にスタートしたNHK総合の新ドラマ「スニッファー 嗅覚捜査官」(土曜22時)のキャッチフレーズだ。

オリジナルを売って、リメイクを放送……

 犬以上(?)の嗅覚を持つコンサルタントで“スニッファー”(嗅ぐ人)こと華岡信一郎(阿部寛)と人情派刑事・小向達郎(香川照之)とのコンビで事件を解決していく“相棒”もの。

 NHKがパクったわけではない、とは業界誌記者。

「オリジナルはウクライナで2013年に放送された『THE SNIFFER』。世界60カ国以上が放映権を取得し、フランスなどでリメイク予定です。そこへ目を付けたのが、NHKエンタープライズの堀切園健太郎氏です」
「ハゲタカ」や「外事警察」など、映画化もされたヒット作の演出家である。

「芸達者な2人に加え、井川遥や吉行和子、初回ゲストには劇団ひとりなどキャストも豪華。セットや映像も凝っています」(同)

 10月に発売されたウクライナ版DVDと見比べると、明らかに違うのは「鼻栓」。

 オリジナルはプラスチック製だが、NHK版はゴツい金属製。これを豪快に鼻に突っ込むのが阿部チャン。

 またオリジナルでは主人公の職業は私立探偵だが、DVDタイトルはドラマと同じ「スニッファー 嗅覚捜査官」。発売元はNHKエンタープライズである。オリジナルを売って、リメイクを放送……目端、いや鼻の利く職員がいるものだ。