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スマホ使用疑惑の三浦九段、将棋ソフト「技巧」との一致率は93%
濡れ衣を着せられたのか、それとも、本当に“禁断のツール”に手を出してしまったのか。
日本将棋連盟は10月12日、トップ棋士の1人である三浦弘行九段(42)を、年内の公式戦出場停止処分にすると発表した。対局中、スマホで将棋ソフトを不正利用していた疑いがあるからなのは、ご存じの通りだ。
三浦九段の先輩にあたる、ベテラン棋士が明かす。
「発火点は、7月26日に行われた竜王戦決勝トーナメントの準決勝戦、久保利明九段との対局です。中盤に押され気味だった三浦九段が終盤に形勢逆転し、92手目で接戦を制した。...
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三浦九段の疑惑、使用したと見られるソフトで検証してみると…
将棋界のトップクラスに君臨する三浦弘行九段(42)が真剣勝負の最中、こっそり将棋ソフトに頼るなんてことはにわかには信じられない。だが、日本将棋連盟の幹部によれば、三浦九段が使っていたと見られる将棋ソフト「技巧」で確認してみると、終盤における棋譜と93%の一致率を見せたという。
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そもそも、将棋界に大きな波紋を生じさせた将棋ソフトなるものは、いつから世の中に出てきたのか。
世界初の将棋ソフトは1975年、のちにコンピュータ将棋協会会長となる、早稲田大学の瀧澤武信教授をメインプログラマーとしたチームによって開発された。...
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