3本の“原爆マグロ”が築地市場のどこかに…

社会週刊新潮 2016年10月6日号掲載

「豊洲移転の白紙撤回も辞さない覚悟で臨む」

 小池都知事が立ち上げた市場問題プロジェクトチームのメンバーの中にはこう嘯(うそぶ)くものもいるという。この発言自体、豊洲の土壌汚染への不安を一層駆り立てそうだが、一方で築地市場こそ不衛生極まりないという事実は「週刊新潮」9月29日号でお伝えした通りだ。しかも場内には、人々の記憶から忘れ去られた“負の遺産”が潜んでいる。場内の地中どこかに眠る「原爆マグロ」の存在だ。

 ***

 アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で第五福竜丸が被曝したのは1954年3月1日のことだった。

...

記事全文を読む