“豊洲の魚は危ない”キャンペーンで何が起きるか

社会週刊新潮 2016年10月6日号掲載

 すべての鮮魚の輸送路は築地に通ず。その盛況ぶりは移転先の新市場でも再現できるのか。「豊洲の汚染された魚を食べさせるつもり?」――。目下、東京都には主婦からのこうした非難の声が殺到しているという。連日連夜、新聞、テレビが土壌汚染の危機を煽るのだから、無理もあるまい。東日本大震災時の風評被害が思い起こされるが、豊洲移転が成ったら成ったで、一体何が起こるのか。

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 都内のスーパーに並ぶ鮮魚の6~7割は築地から仕入れられたものだという。魚食文化の恵みは“築地の賜物”と言う他ないが、

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