豊洲“地下空間” がなければ地震で被害…東北大名誉教授が指摘

社会週刊新潮 2016年9月29日号掲載

〈謎の空洞〉〈安全性の意識低い〉など、まるで手抜き工事と言わんばかりに新聞、テレビが報じた豊洲新市場の「地下空間」――。小池都知事が安全性の再検証を命じた“危険の温床”が、耐震性に優れていると専門家たちは口を揃えるのだ。

 全国の欠陥住宅や建築物の第三者鑑定機関であるNPO法人「建築Gメンの会」副理事長で、一級建築士の田岡照良氏が言う。

「盛り土の上に建物を作るなんていうのは、豆腐の上に家を建てるようなもの。耐震面を考えれば、地下に基礎となるコンクリートの空間を埋め込んでおくのは、建築の世界では常識です。

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