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盛り土2・5メートルは土木の常識?
白川静著『字統』は、「盛」が【祭祀に多くのものを供薦する意】を持つことを教えてくれる。口に入れるものが行き交う場だからといって、土まで祀ろうと考えたわけではなかろうが、土壌2メートルを削った上に、盛り土を2・5メートル重ねるのは土木の常識なのか否か。京大大学院工学研究科教授の藤井聡氏によると、
「地下部分に空間を作らず盛り土の上に直接建物を作る場合と、コンクリートの『地下ピット』を作った今回の場合。両者を比較すると後者の方が衛生的かつ安全であると言えます」
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豊洲移転遅れでかかる維持費「1日700万円」のナゼ
豊洲への移転が遅れると、1日700万円の経費がかかる――。移転延期表明以来、さんざん報じられてきたこの数字について、
「精査もせずに大くくりで出したことで、どのような影響があるのか不満に思っている」
と、9月12日に苦言を呈した小池知事。一方、東京都の担当者は、
「小池知事のほうから、実際にはいくらかかるのかという指摘を受けておりますので、現在、調べているところです」
としながら、次のような言い訳を述べる。
「そもそも、1日700万円というこの数字は、都知事選の最中に内部検討用として、都が試算していた数字に過ぎません。...
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