豊洲の盛り土とコンクリ空洞、コスパ対決は

社会週刊新潮 2016年9月29日号掲載

〈コンクリートの箱を埋め込むことで、市場(の建物)を支える。その方がずっと安くて早く終わるんじゃないか〉と発言していたことが明らかとなり、一躍、渦中の人となったのが、石原慎太郎元都知事である。

 土壌汚染対策にかかった費用は約850億円。途方もない額には件(くだん)の盛り土のお代が含まれるが、ここで先の「石原発言」を疑問に思う読者もいるだろう。なぜ自然由来の土よりも、人工物のコンクリートの方が安くなるのか――と。

 まずは、福島の土壌除染に携わる広島国際学院大講師・佐々木慧氏の解説を聞こう。

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