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豊洲の共産党独自調査、発端は「匿名情報」
〈汚染土壌を取り除いたあとに土を盛る「盛り土」が、主要な建物の地盤で行われていなかった〉
と小池百合子都知事(64)が緊急記者会見で大要述べたのは、10日のこと。豊洲には、青果売場、水産卸売場、水産仲卸売場、管理施設、そして加工パッケージという5つの棟がある。全体の3分の1にあたる、それら建物の地下で盛り土処理がなされていないと公表したわけだ。もっとも、今回の騒動を物語ろうと思えば、8月下旬に遡らねばならない。というのも、ちょうどその頃、共産党にこんな匿名情報がもたらされていたからだ。...
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豊洲移転遅れでかかる維持費「1日700万円」のナゼ
豊洲への移転が遅れると、1日700万円の経費がかかる――。移転延期表明以来、さんざん報じられてきたこの数字について、
「精査もせずに大くくりで出したことで、どのような影響があるのか不満に思っている」
と、9月12日に苦言を呈した小池知事。一方、東京都の担当者は、
「小池知事のほうから、実際にはいくらかかるのかという指摘を受けておりますので、現在、調べているところです」
としながら、次のような言い訳を述べる。
「そもそも、1日700万円というこの数字は、都知事選の最中に内部検討用として、都が試算していた数字に過ぎません。...
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