福原愛、100万円「ティファニー」統一で臨んだ五輪

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ハート型のネックレスを身に付けている福原愛(右)(※福原愛オフィシャルブログより)

 リオ五輪女子シングルスの準決勝で完敗、団体では銅メダルに輝いた福原愛(27)。女性誌などで活躍するスタイリストによると、

「今回、愛ちゃんはティファニーで統一していますね。ハート型のネックレスはダイヤが入っていて50万円強、イエローゴールドのピアスは7万円弱。更にブレスレットは18Kローズゴールドにダイヤをちりばめたもので、50万円弱になります」

 ネックレスを除いては、ここ1年でコーディネートに加えられたものだから、差し当たって交際中の台湾人卓球選手・江宏傑(27)からの贈り物だと噂されている。更に、

「髪を留めるヘアピンの過剰さが気になりました。ユニフォームがシンプルだから、髪型でアクセントを付けたいんでしょう。ネイルもピンクベースで、ユニフォームとラケットの赤には映える。とはいえ、人差し指、中指、そして小指には石が付いていることもあり、“盛り過ぎている”印象が否めません」(同)

 〆て100万円の武装でもシングルスでは悲願のメダルには手が届かず、4位に終わった福原だが、

「これまでで一番の仕上がり。特に準々決勝が素晴らしい出来で、かつての福原からは想像できない戦いぶりでした」

 こう振り返るのは、卓球に詳しいジャーナリストの青柳雄介氏だ。

「彼女は反射神経が非常に良く、来た球を跳ね返すのが強みでありスタイル。ただ、そうすると守勢が基本となり、ミスも出やすいのですが、今回はそれがほとんどなかった。同時に、フォアハンド(利き手側)の弱点が修正されていた。つまり、長所短所で改善が見られたのです」

■“試合が終われば”

 とは言うものの、その後の準決勝では、

「まったく歯が立たなかったのは事実です」

 と、青柳氏が続ける。

「『0-4』のストレート負けで総得点は僅かに9。最後の2セットに限れば、1点ずつしか取れていませんでした。それでも、相手の中国人選手を最初から本気にさせたという意味では、進歩の跡があったのですが」

 担当記者が後を受け、

「福原は五輪前、“怪我やぜんそく、男の存在もあって卓球に集中できていない”と批判を受けました。そのなかでのベスト4という結果に、彼女は及第点をつけている。一方でボーイフレンドの江は、“彼女は本当に完璧な女性。試合が終われば、何か皆さんにご報告できるでしょう”と思わせぶりに話しています」

 左薬指に新たなティファニーが輝く日も遠くないと言うのである。

「ワイド特集 やがて哀しき『リオ五輪』」より

週刊新潮 2016年8月25日秋風月増大号掲載

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