渡辺喜美のライバル議員に怪文書が出回る 〈でき婚します〉

政治 週刊新潮 2016年9月1日号掲載

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渡辺喜美参院議員

 かつて辛酸をなめた者も、勝利の美酒に酔った者も、それが時に入れ替わるのが政治の世界。先の参院選で国政に返り咲いた渡辺喜美参院議員(64)の地元・栃木は今、祝勝会に沸いているという。後援会長によれば、

「お盆だけでも二度祝勝会を開きました。今後も数件予定しています。お父さんの地盤ですから、いずれ2年前に負けた地元で出馬という思いもあるでしょう」

 渡辺氏を前回衆院選、栃木3区で落選させたのは、自民党の簗和生(やなかずお)衆院議員(37)だった。政治部デスクが言う。

「渡辺さんに勝つため、毎朝の辻立ちを欠かさない。そのストイックさが評価されています。実はその簗議員にも、ある“祝辞”が届いていたのです」

 8月半ば、永田町の議員会館で怪文書が出回った。その文書は、

《簗和生(自民党)ができ婚します。議員のくせに40近くなってみっともない。相手は東京事務所の秘書の××。(中略)簗の地元は栃木の田舎で不便だろうし嫌なんだけど(中略)自民党、また弛んでるって言われちゃいますね。隠しているみたいなので、盛大にお祝いしてあげて下さい。》

 と、穏やかならぬ内容。

「独身だから、地元では早く結婚しろという声はありましたが……」(同)

 さて、事の真偽を簗議員に電話で尋ねると、

「電波が悪いので」

 と、なぜか逃げる本人の代わりに秘書が、

「同い年くらいの私設秘書と入籍したと聞いています。妊娠は把握していませんが、おめでたい話ですよ」

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が指摘する。

「文書が撒かれたのはどこかに隙があったから。有権者の中には、婚活のために国会に行ったのか、と思う人もいるかもしれない。身を引き締めてほしいですね」

 人間万事塞翁が馬。