こんな記事も読まれています
「今後のコメ価格はせいぜい300円程度しか下がらない」 現場からは批判が噴出 「物流が止まっているのに、小泉さんは何を言ってるのか」
石破茂首相(68)が政権浮揚の切り札に登板させた小泉進次郎農水相(44)。就任して間もなく、随意契約による備蓄米放出がテレビでは評判で上々な滑り出しに見える。だが、現場に目を向けると「江藤米」の弊害など問題が山積しているのだ。
***
埼玉の米穀専門輸送業「G.R.TRANS」代表の山際満氏は、今回の備蓄米の配送が本格化するのは6月下旬になるとみるが、こんな不安があるという。
「前回までに入札された備蓄米のうち(3月分の)計21万トンが今さらになって、世に出始めているんです。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
「反アベ」で議論が終始することへの違和感 都知事選にまで持ち込まれる「ワンフレーズの正義」
■「お前は人間じゃない!」という叫び
「自・公」対「民進・共産・社民・生活」連合の戦いとなった参議院選挙に続いて、野党統一候補・鳥越俊太郎氏の出馬で都知事選でも同様の構図が見られることになった。
この数年、日本の政治は常に「安倍」vs「反アベ」という論点で常に語られてきた。参院選後、民進党の岡田克也代表は「安倍政権下での憲法改正論議には応じられない」旨の発言をしている。要は「アベとはまともに話せない」というスタンスだ。
「反アベ」の象徴とも言えるのが、昨年、国会前で頻繁に行なわれたデモだろう。...
つづきを読む