結婚か、それとも家族か 「とと姉ちゃん」と「原節子」の選択

芸能 2016年6月17日掲載

 愛する人がいる。支えなければならない家族がいる。どちらも大切な存在なのに、どちらかを選ばなければならない。選択を迫られた彼女は、家族を選んだ――。

 6月8日の放送で、帝大生・星野武蔵に「とと姉ちゃん」こと小橋常子が結婚を申し込まれ、10日にはそのプロポーズを断っている。その決断に涙を誘われた人も多かったのではないか。何を隠そう、筆者もそのひとりである。と同時に、涙を拭うわたしの脳裏には、ある人物が思い浮かんでいた。

 原節子。「永遠の処女」と呼ばれ、大和撫子の見本のように見られた伝説の映画女優である。

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