真木よう子が激太り…舞台挨拶とスクリーンとでは“違う顔”

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 その女性は太った。シュッとした顎のラインは消え、まん丸顔のおばさんに。一体、彼女に何があったのか。女性の名は真木よう子――。

 彼女がMCを務める、「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」(NHK BSプレミアム)調で語るとこうなる。女優の真木よう子(33)だが、その激太りが話題に。

シュッとしていた頃の真木

 5月21日、新作映画『海よりもまだ深く』の初日舞台挨拶に登壇したのだが、スクリーンに出て来る顔とはまるで違っていたためによく目立ったのだ。

「18日にはカンヌ国際映画祭でレッドカーペットを歩いたのですが、その時すでに太ったなあと思いました。ワンピースのせいか、まるで妊婦か授乳期のお母さんのようでした」

 とは映画関係者。

 その姿が国内でお披露目されたのが舞台挨拶だったわけだ。芸能記者はいう。

「映画は売れない小説家のダメ夫(阿部寛)に愛想を尽かして離婚した元妻役で、これがまた彼女の実生活を彷彿とさせるもの。真木も元役者で現在は小説修業中という夫と、昨年9月に離婚していますからね。子供の親権を引き受けたことも映画と一緒ですから、ドキュメントみたい」

 だが、映画評論家の北川れい子氏の見方は異なる。

「むしろ、実生活が映画に影響されたのかも。是枝裕和監督は、一昨年に撮影した『海街diary』と前後するようにこの作品を撮っていますから、撮影後に離婚したわけです。だからなのか、元夫に対し、汚いものにでも触れるような演技はやけにリアル。離婚後にすでに新しい男もいるという設定でしたが、真木さんも幸せ太りかしら?」

 もっとも……、

「映画の中では、子供の養育費ばかりをせびり、元姑(樹木希林)の部屋を漁るような女性ですから、そこは真木さんとは重なりませんけどね」(同)

 それにしても激変だ。4月26日に行われた解熱鎮痛薬のCM発表会に現れた真木は、まだシュッとしていたのだから。

 受賞はならなかったけど、カンヌの美酒で酒むくみ?

週刊新潮 2016年6月2日号掲載

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