断捨離しても幸せにはなれない! モノがあってもスッキリ暮らせる3つのポイント

ライフ2016年4月16日掲載

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 捨てなきゃ、捨てなきゃ、捨てなきゃ──。

 私に彼氏がいないのも、どんどん太っちゃうのも、なんだか全然幸せじゃないのも、きっと部屋がごちゃごちゃしてるせいに違いない!! そんな思いに駆られ、巷を席巻する「片付け」ブームに乗って、お正月休みに一気にモノを捨て、家をスッキリさせたIさん。

 断捨離してみると、ごちゃごちゃだった2DKは,一気に生活感のないスタイリッシュな空間に。

 自分がとてつもなくデキる女になった気がして、モノを捨てまくった直後は気分も上がった。 

 なのに、ふと気がつくと、なんだか日常生活がめっちゃくちゃ不便になった気がするのは何故?

「あれ? 栓抜きがない。どこやったんだっけ? ああ、そうだ、万能ワインオープナーで栓が抜けると思って捨てたんだよね。でも、このオープナー、ものすごく栓が抜きにくい……」

「なんか寒い。高校んときのジャージ……あれはときめかないから捨てたよね。寝っ転がってカウチポテトするのに、ときめくセーターは着たくないけど、寒すぎる。背に腹は替えられん!」

 結局、栓抜きは100円ショップで、パーカーはとりあえずユニクロで買ってしまった。断捨離から数カ月後、部屋は断捨離前よりはマシなものの、なんだか場当たり感あふれた雑な空間になっていた──。

■断捨離リバウンドせず幸せになるポイント

 自分なりに奮起して、一生懸命モノを捨てたのに、なんだか幸せじゃない。そんな人がすべきなのは「とりあえずモノを捨てる」ことではないらしい。

 断捨離リバウンドせずに楽しく暮らすコツは、何なのか──。

 おしゃれなのに窮屈じゃない暮らしぶりで人気のブログ「Maru in Michigan」を主宰するジョンソン祥子さんは、著書『すっきり、楽しく、自由に暮らす』の中で、満足度の高い暮らし空間をつくるために3つのポイントをあげている。

1、自分の大切にしたいことを知る

2、テーマを決める

3、片付けに無理をしすぎない

 まず「大切にしたいこと」がわからないと、いつまでたっても「なんだか幸せじゃない」状態が続いてしまう。ジョンソンさんの場合は「自分を形作る『毎日』にまつわるモノこそ、大切にしたい」と思っていたため、家族が一番長く過ごすダイニングに「10年、20年と長く使えて、デザイン的にも『心から好き』と思えるもの」を置いているという。

 逆に普段は使わない客間などにはコストをかけずに工夫している。

■コーナーごとにテーマを決めよう

 次にテーマ設定。ダイニング、玄関、洗面所、というようにコーナーごとにテーマを作る。これが実作業としては一番のポイントだ。

プレイルームと玄関

「ものが多いので、色を赤系で揃え」たというプレイルーム。実はアイテムの大きさもバラバラだし、数も多いけれど、ごちゃごちゃした印象を受けないのは統一感があるから。

 このように色をテーマにする場合もあれば、

「『カラフル&水玉』をテーマに遊び心のある空間に仕上げ」たという玄関のような場合も。テーマがあるかないかで、おのずと置くものや色も決まってくる。

■片付けに血眼にならない!

 そして最も大事だと言っても過言ではないのが、片付けに無理をしないこと。

 柴犬を自宅内で飼っているジョンソンさん、犬の抜け毛がもちろんあちらこちらに落ちるそう。それをどうするのかというと「気にしていません!」とキッパリ。せっかく上手に「幸せな空間作り」ができたとしても、それをキープするために日々血眼になってしまうようでは、部屋はすっきりしていても、心が疲れてしまうという。

 居心地のいい空間であれば、掃除は最低限でも十分。

 この割り切りが、部屋で過ごす時間の幸福度を高めてくれるに違いない。

デイリー新潮編集部