「悲しい時の作り笑いは精神の毒薬」 臨床心理の専門家が語る

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「悲しい時こそ笑顔を」。自己啓発系やスピリチュアル系の書物、あるいはビジネス書にも、そんなアドバイスがしばしば顔を出す。実践している人も少なくないだろう。確かに、自分を励ますという意味では効果がありそうにも思える。

 しかし、臨床教育学博士の岡本茂樹氏は近著『いい子に育てると犯罪者になります』の中で、「悲しい時に無理して笑うことは精神の毒になる。やってはいけない」と断言している。

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