リオ内定で競歩「高橋英輝」のアイドル隠し

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 リオ五輪代表選考会を兼ねた競歩日本選手権が神戸で開催され、男子20キロで昨年に続き連覇した高橋英輝(えいき)(23)が代表に内定した。

 陸上競技で日本人がメダルを獲れそうなのは、かつてはマラソンとハンマー投げの室伏広治くらいだったが、実は最近、競歩がその最右翼にのし上がってきた。

 というのも昨年、20キロで鈴木雄介(28)が1時間16分36秒の世界新記録を樹立。世界陸上でも、50キロで谷井孝行(33)が日本勢唯一のメダルを獲得した。

 残念ながら、鈴木は負傷によりリオ五輪出場を断念したが、高橋も昨年のこの大会で鈴木に勝っていることからわかるように、十分にメダルを期待できる位置にいる。

 もっとも、大手紙運動部記者からはこんな声が。

「変人というか……いや、いたって普通の若者、かな。とにかく、ちっとも“アスリート”っぽくないんです」

 どういうこと?

「1年前まで岩手大の学生でしたが、深夜までつけ麺屋のバイトに明け暮れ、食事はコンビニ弁当で済ますという、不規則極まりない生活を送っていたそうです。卒業後、富士通陸上部の寮に引っ越し、規則正しい生活になったのですが……」

 そのせいでかえって体調を崩してしまい、世界陸上では48位と惨敗したのだとか。トホホ。

「それと、高橋といえば筋金入りのアイドルオタク。AKB48劇場や乃木坂46の握手会に足繁く通っている。ところが、今大会後にそのことを改めて尋ねると、“イメチェンしたので……”と口を濁し、“最近は図書館に通っています”としどろもどろになってました」

 英輝クン、恥ずかしがらなくてもいい。かの乃木坂も歌ってるじゃないか。

 ♪感情を〜隠したら〜制服を着たマネキンだ!

 ……ってね。

週刊新潮 2016年3月3日号掲載

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