ついに初CDも「なめ猫」ブーム再来

エンタメ週刊新潮 2016年3月3日号掲載

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 2月22日は、ニャンニャンニャンの語呂合わせで、猫の日。そういえばあの「なめ猫」も復活だ。

 大ブームは1980年から82年にかけて。学ランを着こなした子猫がツッパリよろしくポーズを決めた。OLから火がついた人気は小学生にまで瞬く間に広がり、520種類ものグッズの売上げは570億円超。

「なめ猫免許証は2年余で1200万枚販売。暴走族が警察に堂々と提示していました」(当時を知る記者)

 81年には「又吉(またきち)&なめんなよ」名義で、主役は猫だからと歌い手の名は伏せてレコードも出す。35万枚を売り、ヒットチャートの7位を記録した。そのヒット曲が、35年の時を経て、今度はCDとして3月30日に復刻されるという。

「(2013年の)『あまちゃん』の1シーンになめ猫が映ったことで注目され、昨年から広告にも大々的に使われてブームが来ています。当時の曲も是非聴いて欲しいとCD化しました」(CD発売元のアドニス・ミュージック)

 なめ猫は10年ほど前から人気が再燃、今年に入り写真集も出版されている。

 発案者で著作権を管理する津田覚さんは言う。

「まだ目もあかない捨て猫4匹を連れ帰り、育てたのが始まりでした。動物が好きで、当時猫のポスターの作成も手がけていたので、服を着せることを思いつきました。写真は当時のものだけです」

 猫を無理に立たせているのではと言われたことも。

「尻尾を見るとわかりますが猫は座っていて、猫じゃらしで遊ぶ時のようにあやしたりして前足を上げた一瞬を撮っていました」(同)

 横浜銀蝿のような不良っぽさが流行った時代を感じる曲調。ジャケットの愛らしさが目を引くかな。