“ニーハオトイレ”と訣別なるか「中国便所革命」

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「そっち向きなのね……」衝撃的な中国のトイレ【写真も】

思わぬところで「こんにちは」

“ニーハオ”すなわち「こんにちは」。各家庭にトイレがなく、共同便所が一般的な地域では、ことのさなかもご近所方がお尻丸出しで談笑する風景が見られるそう。

 おかげでこれまでさんざんジョークのネタにされてきた中国の便所だが、

「政府も本腰を入れるようです。“トイレ革命”と称して2017年までに古いトイレ2万4000基を改修し、新たに3万3000基を設置するそうです」(同)

 国家観光局がプロジェクトに投じる費用は125億元(約2200億円)。マナー違反者は“ブラックリスト”に載せると鼻息が荒い。

 だが中国に詳しいジャーナリスト高口康太氏は言う。

「08年の北京五輪の際も中国は“トイレの近代化”に取り組みました。“格付け制度”を導入し、液晶テレビや無線LANのあるトイレを“5ツ星トイレ”などとしました。が、なにせ中国では物の劣化が早い。メインテナンスが充分でないため作る端から汚れるし、壊れてもそのまま。配管が細い、紙質が悪い、水不足など、悪条件も多いのです」

 昨年、トイレを成長戦略の一つとした「トイレ大国」日本。手を貸したいところだが、「こんにちは文化」の壁は厚そうなのだ。

週刊新潮 2016年3月3日号掲載

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