【SMAP】“私は受け入れましょう”とOKのお返事をしました――〈メリー喜多川 独占インタビュー(1)〉

芸能週刊新潮 2016年1月28日号掲載

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週刊新潮」の記事が発端の一つとなった「SMAP」解散の危機は、1週間に亘って日本中に大きな波紋を広げた。

 その中心にいたのが、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長である。飯島三智マネジメント室長が、メリー副社長の意向に逆らうようになったことが、全ての始まりだったわけだが、洪水のような報道の中、メリー副社長は騒動について沈黙を守っていた。

 1月15日の時点で、「週刊新潮」はメリー氏に、ここに至るまでの経緯、そしてこれからについて、5点の質問を記し、取材を依頼した。

 その結果、1月16日夕方、事務所にて面談取材が行われた。18日夜の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生謝罪で「SMAP」が蘇生する48時間前、まだ5人の行く末が不透明な中でのインタビュー。そこには、問題がもつれにもつれた、根源的な理由が現れていた。

 ***

ジャニーズ事務所

 まず初めに尋ねたのは、

(1)飯島氏と行動を共にするという態度を見せた4人のうち、中居正広さん、草彅剛さん、そして香取慎吾さんは、『笑っていいとも!』のレギュラーでした。彼らとタモリさん、すなわち(所属事務所の)「田辺エージェンシー」との関係は深く、この縁で稲垣吾郎さんを加えた4人を「田辺」が引き取るという解説が巷間なされているようです。この解説はメリー副社長の印象と合致するものでしょうか。

 という点である。

 この質問について捕捉すると、1月14日付のサンケイスポーツは、〈Iさんは昨夏ごろから大手芸能事務所をバックに独立を考えていた〉などと報じ、〈女性チーフマネジャーの退社に同調した4人は独立を選択。後ろ盾となる大手プロダクションなどが興味を示した〉(1月15日付デイリースポーツ)、〈この派閥争いを聞きつけたのか、大手プロが飯島氏ともどもSMAPを引き取る動きに出た〉(1月18日付日刊ゲンダイ)など、他紙でも同趣旨の報道が続いていた。

 スポーツ紙の芸能担当記者によれば、

「大手プロとは、タモリなどが所属する『田辺エージェンシー』のことです。タモリが長年司会を務めた『笑っていいとも!』に、メンバー3人がレギュラーとして出演し、とりわけ中居はタモリとの親交が深い。その関係もあり、4人は『田辺』へ入ることが決まっている、との話が出回りました」

 これについて、メリー氏はこう回答した。

「この件については、そちらが言うタモリさんだとか、あるいは、中居が(明石家)さんまさんや松本人志さんと親しいから吉本へ行くだとか、先輩タレントの名前がどんどん出てきています。しかし、まるでそういう方々が引き抜きに加勢したかのように思われれば、大きなご迷惑がかかってしまいますし、うちの子たちだって仕事場で会えば辛いでしょう。ですから、この点については、しっかりお話をしなければいけないと思っています。

 昨年末、12月27日だったと思いますが、私の友人からの伝言で、田邉さん(昭知・田辺エージェンシー社長)が、私に『4人を元に戻してくれないか』と言ってらっしゃるのを知りました。田邉さんは、SMAPはひとつであるべきだし、ジャニーズ事務所を出てはいけない、とのお考えだったようです。

 私は以前から田邉さんとは親しくしています。ジャニーとも親しい関係です。『田邉さんがそうやって仕切ってくださるのであれば、私は受け入れましょう』と、その友人を通じて、OKのお返事をしました。私は終わり良ければすべて良し、と考えていましたから。

 それだけでなく、年明けの1月2日には、田邉さんに電話をかけ、改めて『お受けします』と言いました。

 田邉さんによれば、中居に対して、あとの3人をきちんとまとめて、ジャニーズ事務所に挨拶に行くこと、そして、仲間が1人、ある意味ケンカみたいになっているのだから、木村にも謝ってきなさい、と既にきちんと伝えてあるとのことでした。そこで私は『では、それを待ちます』とお返事をしておいたのです」(メリー氏)

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 しかし、中居が来ることはなかった。結果、世間の注目を集める騒動が明るみに出たわけである。

〈メリー喜多川 独占インタビュー(2)〉へ続く

「特集 独占100分『メリー喜多川』副社長かく語りき」より