オオマイガー! ジュリー様の腕が上がらない

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 ジュリ~ッ!

 かつて樹木希林が演じた婆さんではないけれど、そこそこのお歳のファンから黄色い声援を受けるのはもちろん、沢田研二(67)。

 1月6日、恒例の正月コンサートが東京国際フォーラムで開催された。声のよさは相変わらずだが、最近は恰幅のよさが加わって、さらに顎ヒゲも蓄え、往年の美貌はいまやトランプのキングのよう。

往年の美貌はいまやトランプのキングのよう

 オープニングはヒット曲「ストリッパー」。歌詞に合わせて、沢田もジャケットを脱ぎ捨てる――。

「去年よりさらに太っていて、目を疑った。お腹もドーンと突き出ているせいか、動きもこぢんまりして見えた。あれならギャグで物真似をするバナナマンの日村(勇紀)の方がマシ」

 とはファンクラブの会員でもある50代女性。

 とはいえ、5000人のファンは天性のボーカリストの歌声に酔いしれた。そこへジュリーからのMC。

「こんな年寄りのために来て頂いて……お客さんも年寄りですけど」

 といいかけ、慌てて撤回。

「年頭に当たり、今年は発言を自粛して過ごすことをお誓い申し上げます」

 昨年の正月コンサートでは、イスラム国についての自説を披露している最中、ファンからの「歌って~」の声に、「嫌なら帰れ!」とキレたことが話題に。

 それでも、ファンはジュリーを庇うのだ。

「ジュリーのMC中に話しかけるなんてもっての外。声をかけた方が悪い」

 今年は順調に進行したが、アンコール前の「サムライ」でちょっと異変。

「♪片手にピストル、のところで、かつてはまっすぐ上に伸びていた右腕が、上がらなくなってるのよお。五十肩? いや六十肩? ああ、もう七十近いのよね。病気じゃなけりゃいいんだけど。心配だわあ」(別の女性ファン)

 コンサートは、大阪、愛知、さらに東京と続き、春には音楽劇「悪名」の再演も控えているジュリー。ファンは、勝手にしやがれ! などとは思っていない。

週刊新潮 2016年1月21日号掲載

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