去る者は日々に疎しで「北の湖」の遺言は「九重親方の復権阻止」

スポーツ週刊新潮 2015年12月31日・2016年1月7日新年特大号掲載

 2人が犬猿の仲であることは、角界で知らぬ者はいなかった。北の湖前理事長(享年62)は生前、後事を託した八角新理事長(52)に、九重親方(60)の復権を阻止すべく、遺言を残していたのだ。しかし、去る者は日々に疎しで、早くもそれは、反故(ほご)にされつつある。

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 12月18日、日本相撲協会の理事会で、八角親方が新理事長に選出されたが、それはスンナリと決まったわけではなかった。

 協会関係者が明かす。

「11月の九州場所中に、北の湖理事長が急逝し、ナンバー2の事業部長だった八角親方が、理事長代行を務めてきた。

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