去る者は日々に疎しで「北の湖」の遺言は「九重親方の復権阻止」

スポーツ

  • ブックマーク

 2人が犬猿の仲であることは、角界で知らぬ者はいなかった。北の湖前理事長(享年62)は生前、後事を託した八角新理事長(52)に、九重親方(60)の復権を阻止すべく、遺言を残していたのだ。しかし、去る者は日々に疎しで、早くもそれは、反故(ほご)にされつつある。

 ***

 12月18日、日本相撲協会の理事会で、八角親方が新理事長に選出されたが、それはスンナリと決まったわけではなかった。

 協会関係者が明かす。

「11月の九州場所中に、北の湖理事長が急逝し、ナンバー2の事業部長だった八角親方が、理事長代行を務めてきた。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。