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獄中からメディアに抗議! 「私の人権」を主張するオウム「菊地直子」
死者13名、負傷者約6300名。世界史上に残る未曾有のテロ、地下鉄サリン事件では、今なお重篤な後遺症に苦しむ被害者が多い。その現実を直視せず、未だ反省の境地に達していないオウム関係者は少なくない。“走る爆弾娘”との異名を取り、17年に及ぶ逃亡生活で世間を震憾させた、菊地直子(43)もその一人だ。
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〈虚偽の事があたかも事実であるかのように報道されている〉〈甚だしく私の人権を侵害するもの(中略)。特に私はサリンの製造には関与しておらず起訴もされていない時点でこのような犯人の扱いを受ける事はもっての他〉〈無罪の推定を享受する地位にある私の人権は著しく不当に侵害されたことは言うまでもなく明らかで、その不利益は量り知れないものがあります〉
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女児監禁から考える 夏休みの子どもを犯罪から守るには「不審者」ではなく「景色」に注目
夏休みを目前に控えた7月中旬、岡山県倉敷市で小学5年生の少女が誘拐・監禁されるという事件が起きました。
幸い5日後に無事保護されましたが、母親が事前に不審車両について警察に相談し、少女にGPS機能付き携帯電話を持たせていたにもかかわらず、事件を未然に防ぐことはできませんでした。
おそろしい犯罪者の手からこどもたちを守るには、いったいどうしたらいいのでしょうか。
犯罪学を専門とする小宮信夫立正大学教授は、著書『犯罪は予測できる』(新潮新書)で、「不審者」ではなく「景色」に注目すべきだと語っています。...
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