三島由紀夫というと、その最期から「自決した何となく軍人っぽい怖い作家」といったイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし、当然のことながら三島の思想はそんな簡単に片づけられるようなものではない。
前回の記事では、三島由紀夫の名言から「男と女」に関するものをご紹介した。今回は、「政治」に関連した言葉をご紹介しよう(いずれも『三島由紀夫の言葉 人間の性(さが)』(佐藤秀明・編)より)
「胃痛のときにはじめて胃の存在が意識されると同様に、政治なんてものは、立派に動いていれば、存在を意識されるはずのものではなく、まして食卓の話題なんかになるべきものではない。...
こんな記事も読まれています
妻の浮気を異常に疑う男にとんでもない展開が待ち受けていた 家裁調査官がつきとめた真実
本来、家庭は安らぎの場であるべきだが、実際には家族のせいで、気持ちが休まらない人が増えているという。それどころか、家族の人間関係がこじれたせいで、妻や夫、子どもの人格が変わってしまったと悩んでいる人も珍しくないのだ。
急な変化には注意が必要と語るのは、長く家庭裁判所調査官を務めた村尾泰弘・立正大学教授だ。
家裁調査官とは、家裁に持ち込まれる事件の調査・解決にあたるエキスパート。家庭裁判所は「家族問題のるつぼ」だけに、扱う事件は実に多種多様だ。
村尾氏が扱った中で、夫が急激に嫉妬深くなった事例を見てみよう。...
つづきを読む