安達容疑者の“かかりつけ医”が初めて明かす素顔 容疑者の心理状態を心配していた理由とは…〈京都小学生死体遺棄〉

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容疑者単独の犯行なのか

 誰もが疑惑の目を向けていた義父・安達優季(ゆうき)容疑者(37)の逮捕から2週間。京都府南丹市で安達結希(ゆき)くん(11)が遺体で発見された事件を巡っては、いまだ不可解な点が数多く残されている。そんな中、容疑者の成育環境をよく知る人物が、初めて口を開いた。

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 一つ目の謎は、殺害から遺体遺棄に至るまで、すべて容疑者単独の犯行なのか、という点である。

「容疑者が単独で殺害していたとしても、別の人物が犯人隠避や遺棄ほう助に関与している可能性はゼロではない。捜査はこうした見立ての下で進められてきましたが、現時点では共犯者の存在は確認できていない」(京都府警担当記者)

 さらに、結希くんのランリュックを発見したのが親族だった点も話題を呼んだ。

「ランリュックが見つかったのは、すでに消防団が捜索していた場所。目立つ黄色いランリュックが、捜索時に見つからないはずがない。それを後日、親族が発見したわけですから、何やら深読みしてしまうのも無理はありません。しかし、このあたりのことは捜査本部がその親族への聴取で確認している。現時点では、本当に“たまたまだった”と見られています」(同)

「たまに来て、すぐに出て行く母親を見れば、子どもは……」

「ニュースで容疑者の顔が出たときは、すぐに“優季くんだ”と分かったよ。一瞬でね。乳幼児健診のときから、ずっと僕が診てきましたから。特に中学生時代の写真なんか見ると、当時の感じを思い出して、懐かしくなってしまいました」

 そう語るのは、かつて容疑者が祖父母と暮らしていた市営住宅の近くで診療所を営んでいた医師である。すでに引退しているが、“かかりつけ医”として長らく一家と深い関わりを持ってきた。

「産んだ子どもを自分の親に預けて、男と一緒に出て行ってしまう。それも、それぞれ違う男と。そんなことを2回繰り返したのが優季くんのお母さんでした。いま思えばネグレクトの一種ですね。彼女のことは、何度か風邪などで診察したことがあります。丸顔で目がぱっちりしていて、小柄。社交性があって、愛嬌(あいきょう)も魅力もある人でした」(同)

 育児放棄をした母は年に1度のペースで、容疑者と、5歳上の父親違いの兄が暮らす市営住宅に顔を見せていたという。

「1週間くらい滞在していましたね。しかし、それも優季くんにとってはよくないことだと思っていました。たまに来て、すぐに出て行く母親を見れば、子どもは“自分はいらない存在なんだ”と思ってしまう。近くで見ていて、僕はそこを心配していました」(同)

「子どもに対する姿勢が、どこか似ている」

 さらに、事件について“理解できない”としながら、悲しげにこう言う。

「子どもより男女の仲を優先させたのが、優季くんのお母さんでした。お母さんにとって、子どもは邪魔な存在だったのでしょう。今回の事件では、どういうわけか、優季くんが子どもを殺してしまっている。優季くんも子どもが邪魔になったのでしょうか。僕には、お母さんと優季くんの、子どもに対する姿勢が、どこか似ているように感じられてなりません」(前出の医師)

 4月30日発売の「週刊新潮」では、祖母の生活保護に依存していたという、安達容疑者の困窮した暮らしぶりなどについて報じる。

週刊新潮 2026年5月7・14日号掲載

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