「姥捨て山を復活させろ!」超高齢化社会に向けたビートたけし4つの提言

社会新潮45

 2013年6月に公表された高齢社会白書によると、65歳以上の高齢者人口が総人口の24.1%に達したそうだ。このままいけば、日本は30年後には人口の半分近くが老人というとんでもない国になる。2人に1人しか働けない社会でいくら消費税を上げたところで焼け石に水、年金も医療費も介護保険もまかなえるワケない。

「日本人は老いも若きもみんな、悲惨な未来を見ないようにしているとしか思えないね。」

 と語るのはビートたけし氏。「おいらの世代はもう逃げ切りだけど……」と前置きし、超高齢化社会を迎えた日本に送る4つの提言。

※この提言は『新潮75 どうする超高齢社会!』のビートたけしコラム『いつまでも病院で死ねると思うなよ』より抜粋、再構成いたしました。

「おいらならば、こうしてほしい!」(ビートたけし「おいらのエンディングノート」より)

■75歳以上からは選挙権を取り上げろ

「ジジイやババアがあんまり増えすぎると政治を勝手に動かされてしまうから、75歳以上からは選挙権や被選挙権を取り上げたほうがいい。どうしても選挙に参加したい老人には1票10万円とかで選挙権を買わせる。国家財政も潤うし、老人たちからは貯め込んだ金も吐き出させることができるし、一石二鳥だ。そうでもしないと老人たちが何をやらかすか分かったもんじゃない。」

■姥捨て山を復活させろ

「いくら老人たちから権力を取り上げたところで、若者にとっては悪夢の社会であることに変わりない。ジャンヌ・ダルクのような元気なおネエちゃんが出てきて、『ジジイやババアを姥捨て山に放り込め』と言い出したら面白いね。それで百年後ぐらいに『あの時、あの人が立ち上がって老人を捨てたから、今の社会があるんだ』と感謝されるんじゃないかな。」

■75歳からは医者にかかっちゃいけない

「75歳からは医者にかかっちゃいけないという法律を作ったほうがいい。75歳以上には薬を出すな、自然に任せることにする。だいたい昔は『人間五十年』と言ったものだろう。もう75歳まで生きてきたのだからいまさらジタバタするのではなくて、『後は自然に任せて生きる』ぐらいの覚悟が欲しいね。」

おいらの世代はもう逃げ切りだけど……

■切腹を復活させる

「自分の生き死にはちゃんと自分で判断できるようにして、年を取って社会的に用がなくなったら自ら死ぬ覚悟を教えておく。死ぬことを自分で選択できるようにさせないといけない。死にたいという人のために薬物による積極的な安楽死も認める。そして日本人らしく切腹も復活させる。『自分は覚悟を持って死ぬ』というのを見せて、尊厳を守るのがいかにすごいことなのかを知らしめるのもいい。」

 右肩下がりの日本の将来を憂うたけしの提言はいかがだっただろう。本気で「美しい国、日本」を守るためには高齢者の皆様に相当な覚悟が必要なようだ。

デイリー新潮編集部