「てめえちょっと顔を貸せよ」 やくざ3人組の難癖に石原裕次郎が取った素早すぎる行動

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ベストセラー作家とトップスター

 令和を生きる多くの人にとって石原慎太郎、裕次郎兄弟はすでに「大物」になってからのイメージが強いかもしれない。恰幅のいい中年男性、つまり「石原都知事」や「七曲署のボス」のイメージである。

 しかし二人が世に出た時のイメージは、間違いなく、戦後日本に躍動する「若きスター兄弟」だった。慎太郎氏は1956年、一橋大学在学中、『太陽の季節』で当時最年少の23歳で芥川賞を受賞。同年、裕次郎氏は慎太郎氏原作の『狂った果実』で映画初主演を果たしている。

 慎太郎氏の著書『昭和の風雲児』では、若き日の石原兄弟のかなりワイルドなエピソードが語られている。...

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