「左派のアイドル活動」は終了? 東京新聞が望月衣塑子記者の“野放し”を見直し「YouTube禁止令」 社内からは「前代表が甘やかしすぎた」

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「このような事故を起こすことは十分予見できたはず。甘やかさず、早い段階からきちんと指導していれば、他所様にまでご迷惑をおかけするようなことにはならなかった」。こう嘆息するのは、東京新聞のベテラン記者である。ついに東京新聞がこれまで放任してきた望月衣塑子記者の社外活動に対して、“指導・監督”に乗り出したというのだ。

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ステージが変わった

 朝日新聞出版は11月1日、9月に刊行した、望月氏と思想家の内田樹氏の対談本『常識なき世界を生き延びるために』の販売を中止し、回収すると発表した。望月氏の発言部分として掲載された、「日本中学生新聞」創刊者で高校1年生の川中だいじさんに関する記述の複数箇所に事実関係の誤りが発覚したためだ。

 騒ぎを受け、東京新聞は2日、望月氏本人の「チェックが不十分だった」「川中さんをはじめ、関係する皆さまにおわび申し上げる」とする謝罪コメントを載せた記事を配信、翌3日の朝刊にも掲載した。

 下記は記事に入った東京新聞編集局のコメントである。

〈今回の事態は、社外の業務とはいえ、記者活動の根幹に関わる問題であると重く受け止めています。望月記者に対し、川中さんをはじめ関係者に謝罪と説明責任を果たすよう強く求めるとともに、再発防止を徹底します〉

 ベテラン記者は「これまでの問題とはステージが変わった」と語る。

「他社の責任で発行された書籍とはいえ、望月氏は東京新聞記者の肩書きを使ってデタラメを書いてしまった。新聞社が記事の間違いを認めて撤回することは非常に重いことなのですが、それと同等の不祥事と考えているということです」

社会部に居場所がなくなった

 さらに会社は望月氏に対して当面の期間、社外活動禁止を言い渡したという。

「彼女が個人でやっている『望月いそことオッカ君チャンネル』も含めてです。本来、他媒体で執筆したりテレビ出演する際は、会社にいちいち申請書を出さなければならないのですが、望月氏に関しては特別扱いで野放し状態になっていた。今後はサラリーマンとして原理原則に従ってもらい、本業に専念してもらうということ」(ベテラン記者)

 しかし、望月氏の問題行動は今に始まったばかりではない。記者会見で他の質問者が控えているのに、マイクを離さず長々自説を訴えたり、質問内容に事実誤認が含まれていることが多く、ここ数年にわたり業界内から批判が絶えなかった。

 ベテラン記者は「これまで社内で問題視されていなかったわけではない」と強調する。

「一番ひどかったのは、『アークタイムズキャスター』と『東京新聞記者』を使い分けていた2年くらい前。社会部や政治部からすると迷惑者でしかなかった。他の記者たちは、普通の新聞記者として記者クラブに所属し、ルールに則って取材活動をしています。望月氏が世間で問題視される度、みんなが肩身の狭い思いをしていた」(同)

 望月氏が昨年社会部からデジタル報道部に異動したのも、社会部に居場所がなくなったからだという。

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