「高市首相」公邸に引きこもりでSPの仕事は激減…暇すぎて警護スキルの低下を心配する声も
昨年10月21日の政権発足から1年――。外出や会食を好まない高市早苗首相(65)は、休日も公邸にこもって資料を読み込み、必要に応じて議員や官僚を呼び込むという独自のスタイルを徹底している。「飲み会が苦手」と公言する高市首相の“引きこもり癖”はいまに始まったことではないが、その警護を担う警視庁のSPたちが活躍する機会も失われている。
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外出が少ない高市首相
10月25日付の読売新聞記事〈首相、官僚と面会少なく 就任1年 資料の熟読 重視〉は、高市首相が官僚から説明を受ける機会が歴代首相の中でも大幅に少なく、さらに週末や休日に外出しない日が多いことを報じている。
〈外出なしの日数は石破氏15日、岸田氏14日、菅氏4日、安倍氏2日に対し、高市首相は73日に上った(※順に首相経験者の石破茂(69)、岸田文雄(69)、菅義偉(77)、安倍晋三(故人)の各氏)〉〈高市首相は平日夜も政財界関係者との会食はほとんどないことで知られる〉という具合だ。
要人警護が専門のエリート集団
首相をはじめ、衆参議長と副議長、最高裁判所長官、各国務大臣には24時間体制で彼らの身辺を警護するSP(警護員)が寄り添う。SPとは「セキュリティ・ポリス」の略称で、警視庁警備部警護課に所属し、要人警護を専門とするエリート集団だ。テレビニュースの映像や新聞記事の写真で時折り目にすることがある、スーツ姿で首相や閣僚の背後や脇に控える眼光鋭い男女と言えば、思い当たる方がいるかもしれない。正確な人数や規模などは一切明かされてはいないものの、現在は20代の若手から50代のベテランに至るまで300人以上が所属しているとされる。
SPに至る2つのルート
「警視庁でSPになるには、おおまかに言って2つのルートがあります」と言うのは、10年以上にわたって警視庁SPとして奉職したOBだ。
「基本的にSPは自ら希望した人が多い。私が奉職していた当時は、警護専科と呼ばれる研修を経て、SPが所属する警備部警護課に配属されました。身長は男性が173センチ、女性は170センチ以上、階級は巡査部長以上で柔道ないし剣道で3段以上を取得していることが必須でした。拳銃操法と呼ばれる射撃技術に長けていることも必須で、初級、中級、上級のうち上級を取得している必要もあります。もっとも先の身長規定は、あくまで目安だったように思います」
複数の高度なスキルの中でも、拳銃操法上級の合格率は10人に1人とも言われているそうだ。
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