東京でもクマが大量出没…! 都内に200頭前後のツキノワグマが 「緊急銃猟」の訓練をチェック

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通報から駆除まで2時間もかかったことへの反省から……

 10月はクマ出没・人身被害のピーク月。冬眠に備えて食料を求め、最も活発に行動する時期だからだ。実際に昨年度の人身被害者238人のうち89人がこの時期に集中している。都内でも8月に高尾山の登山道にクマが出没するなど、森林地帯での目撃情報が急増している。対策が急務の東京都は10月19日に東京の最西部・奥多摩町の廃校跡でクマの居座りを想定した緊急銃猟の訓練を初めて実施した。 撮影・本田武士

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 冒頭の写真は、敷地内に出没したクマを駆除する実地訓練を捉えたもの。スイカを食べているところを銃撃されて倒れたクマの死亡を確認するために、盾を持った警官と銃を構えた町の猟友会のハンター二人が慎重にクマに近寄っていく場面である。

 しかし、よく見ると、銃はリボンが巻かれた模擬銃、倒れたクマはぬいぐるみ。銃撃時も銃声の代わりにハンターがマイクで「発砲!」と叫ぶ声だけが響いていた。つまり銃撃の訓練ではなく、緊急銃猟に至るまでの煩雑な手続きを円滑化するための訓練だった。というのも、9月に八王子市で、都内初の緊急銃猟が実施されたばかり。その際、通報から駆除まで2時間もかかったことへの反省から、このたびの訓練に至ったわけ。

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