「面白みがない」と酷評された「和久田麻由子」に再評価の兆し…売れっ子「有働由美子」には疑問の声も

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報道の独立性

 報道番組のキャスターが企業とは距離を置くという考え方は世界共通。英国のBBCの場合、はっきりとルールとして定められている。ニュースや時事番組の出演者が広告に登場することや、特定の商品を推奨することを厳しく制限している。やはり報道の独立性と公平性を守るためだ。

 有働アナであれば、CMに出演する企業が不祥事を起こしたとしても、中立の立場での報道に徹するに違いない。しかし、問題は、本人が偏りのない報道をするかどうかだけではないのである。

 キャスターと企業との間に利害関係があることで、報道の公正さに疑問を持たれてしまうこと自体、問題なのだ。論点は「利益相反」である。

 利益相反とは、職業上守るべき義務(公正な報道)と、個人の利益(CMなどの報酬)が、対立する状態を指す。

 たとえば、政治ジャーナリストが政党から何らかの形で金銭を得ていたら、利益相反に当たる。筆者がテレビ局から金銭を得ている場合も同じである。

 利益相反は避けるべきだという考え方も、世界的に共有されている。国際ジャーナリスト連盟(IFJ)、米国プロジャーナリスト協会(SPJ)などが、それを求めている。

 キャスターがCMに出演すると、利益相反を問われかねない。だからキャスターは古くからCMに出なかった。

 久米宏さんは人気者だったが、1982年に日本テレビの情報番組「TVスクランブル」のキャスターに就任すると、それ以降は1度もCMに出演しなかった。

 テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」(平日午前8時)のキャスター・羽鳥慎一アナ(55)も、CMには出演したことがない。好感度が高いから、CMに出るようになったら、引く手あまただろう。

 日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」が終了したばかりの宮根誠司アナ(63)は、高級クラブで酒を飲むのが好きで、大盤振る舞いをするというが、やはりCM出演歴はない。

 テレビ朝日「報道ステーション」(平日午後9時54分)のキャスターで、NHK出身の大越健介氏(65)もCMとは縁がない。テレビ界の不文律を大半のキャスターは守っている。

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