「親父の代からだから…」武部新農水相が受け継いだビールパーティーに“公選法違反疑惑” 2000円で飲み放題、抽選会では「家電」「野菜」も
高市早苗首相(65)による肝いりの人事で起用された簗(やな)和生前農水相は、就任からわずか1カ月足らずで辞任に追い込まれた。にもかかわらず、首相は再び周囲の助言に耳を貸すことなく、武部新氏(56)を後任に指名。が、その新大臣にも早々に疑惑が持ち上がった。
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【画像】〈コボホーク(小林鷹之議員)もオンラインで参加(笑)〉 1300人が参加したという今夏のビールパーティーの様子
簗氏が辞任した翌日の10月15日、武部氏は緊張した面持ちで皇居での認証式を終えた。この「武部新農水相」の一報は、大方の予想を裏切るものだった。
政治部デスクが言う。
「高市首相は選挙応援で、“私の大事なやなちゃん”と語るほど簗氏に信頼を寄せていました。ところが、簗氏は『週刊新潮』の報じた“恫喝音声”が引き金となり、辞職を余儀なくされた。周囲は首相に農水相経験者の再任を求めていたそうです」
たしかに、閣僚経験者ならスキャンダルに見舞われるリスクは少なかろう。だが、首相は周りの声を聞き入れようとしなかったという。
「首相はあくまでも、自分の鑑識眼で後任を選ぶことにこだわった。最終的には内閣改造前に行われた『役職希望アンケート』を重視して、簗氏同様に大臣職が未経験である武部氏を選任しました」(同)
2000円でビール飲み放題
武部氏はこれまで、自民党の農林部会長や農水副大臣を歴任。小泉純一郎元首相の下、「偉大なるイエスマン」として名をはせた武部勤元幹事長(85)を父に持つ。その父親から受け継いだ地盤が北海道12区だ。道北に位置し、衆院小選挙区で面積日本一の広大な選挙区として知られるが、
「武部氏は地元・北見市にあるJAの屋外駐車場でビールパーティーを開催していましてね。チケット代は2000円で、ビールが飲み放題。例年、会場では抽選会が開かれておりドライヤーなどの家電や野菜などが当たります。地元では、チケット代以上の対価物を提供しているので“有権者買収”にあたるのではないか、と問題視するムキはあるものの、“親父の代からだから”と、なぜかなおざりにされてきました」(地元政界関係者)
かつて、うちわを配って辞職した大臣もいた。問題がないとは到底言えまい。
「ビールパーティーは後援会の主催ですが、実際に各種手配やチケット販売の実働を担うのは武部事務所の秘書軍団です」(同)
その収支は「武部新後援会総連合」の政治資金収支報告書に記載されている。2023年は249万円、24年は185万円の利益が発生。実態としては政治資金パーティーなのだが、
「武部氏は地元のタウン紙の広告などを通じて、催物はあくまで『納涼ビールパーティー』だと宣伝しています。政治資金パーティーだとは一言もうたわれておらず、政治資金規正法の告知義務違反も疑われます」(同)
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