【独自調査】スタバ、マック、鳥貴族、磯丸水産、鰻の成瀬・・外食チェーン「28ブランド」で中国産食材を使用しているメニュー「実名リスト」

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 行楽の秋で外食する機会が増えれば、安心安全な食材を口にしたいと誰もが望むところ。だが、今回本誌が取り上げるカフェ・コーヒーやファストフード、居酒屋、中華、うどん・そば等の大手外食チェーン28ブランドで、中国産食材が使われたメニューの数は174にも及ぶ。調査の結果をまとめた店舗別の「実名リスト」から読み解く知られざる実態をご紹介したい。

「回答なし」の大手チェーンには実店舗への“覆面取材”を敢行

 ホルムアルデヒド漬けの白菜をはじめ、タケノコなどにまで違法な加工が発覚。中国産食材への懸念が再び高まる中、これまで『週刊新潮』は野菜のみならず回転寿司チェーンのマグロから海苔、ガリに至るまで、中国から輸入された食材が使用されていることを報じてきた。

 そこで本誌は今回、大手外食チェーン28ブランドに対象を拡げて、メニューに中国産食材を使用しているか調査した。調査に際しては各チェーンを運営する企業に「中国産食材」を使用する品目全てと、具体的な食材を尋ねた。詳細な回答を寄せなかった企業については、実店舗やホームページなどを確認。判明したメニューを可能な限り掲載している。

 まず居酒屋チェーンでは「磯丸水産」、「魚民」が“無回答”だった。中国産食材の使用を認めながら“詳細は差し控える”と答えた「串カツ田中」も、ウェブサイトに産地の記述はなかった。対照的なのは、広報担当者が口頭で対応した「鳥貴族」である。主力メニューの焼鳥から野菜まで国産にこだわり、中国産食材の使用は「おろしのわさびだけ」だと明かした。各種のメニューに中国産食材を使っていることを丁寧に回答した「養老乃瀧」と比べても、無回答のチェーンは、後ろ暗いことがあるのではないかと疑ってみたくもなる。
 
 すでに安価な食材は中国産だと知れ渡る鰻料理のチェーンでも、情報公開の姿勢は明暗が分かれた。鰻料理が自慢の「名代宇奈とと」は、メインメニューの鰻はもとより、一部店舗の柴漬けまで中国産であると回答を寄せた。
 
 一方、この数年で店舗数を急拡大してきた「鰻の成瀬」は、運営会社に何度も問い合わせたが「担当者に伝える」と言うだけで回答はなかった。そこで本誌が都心にある店舗を訪ねたところ、メニューの中で最も値の張る<数量限定>の鰻重と蒲焼だけ<鹿児島県産>だと明記していた。その他の鰻重には産地の記載がないため店員に尋ねたところ「中国産です……」と渋々認めたのだった。

 麺にこだわり、店内放送で“材料は粉と水だけ。保存料、調整剤などは一切使用しておりません”“皆様の健康のお役に立てれば幸いです”などとアピールする立ち食いそばチェーンのゆで太郎も「無回答」だった。

 そこで都心にある店舗に足を運ぶと、トイレに向かう通路上にタマネギの入った段ボール箱が無造作に置かれていた。表書きには「中国産」とあり、扱う輸入業者の名前まで記載されていた。この業者を調べると、2024年と25年に輸入食品に関する基準違反があるとして、厚労省から注意喚起を受けていたのだ。

 改めて確認した事実を運営会社に問うと、タマネギに限っては「中国産です」と回答したが、その他の食材については言及を避けた。

「スターバックスコーヒー」の定番人気メニューが…

 中国産食材とは無縁に思えるカフェやコーチ―チェーンでも無回答が目立つ。
「スターバックスコーヒー」は業界最大手だけあってホームページで産地を公開。なんと人気メニューである「抹茶クリームフラペチーノ」の抹茶が中国産だった。

 宇治をはじめ国産のイメージが強い抹茶だが、今や中国では官民挙げて「我が国こそが発祥の地」だと日本に対抗意識を燃やしているという。実際、中国共産党の機関紙『人民日報』では、25年の中国の抹茶生産量が全世界の7割にも達したと報じて胸を張る。

 抹茶と同じくファストフードチェーンで多用されるのは、マクドナルドのアップルパイに代表される中国産リンゴだ。ミスタードーナツやサンマルクカフェでは、アップルジュースにも中国産果汁を用いていた。

 なぜ外食チェーンは、抹茶やリンゴなど国産で事足りるような食材にまで、中国産を使っているのか。専門家に聞くと、コストだけではない深刻な日本の実態が見えてくるのだ。

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 新潮QUEで配信中の記事【世界的チェーンのスイーツに気を付けろ カフェ・居酒屋・ファストフード・外食の「中国産食材」全174メニュー総点検「実名リスト」】では、カフェ・コーヒーチェーンをはじめ、ファストフード、居酒屋、牛丼、中華などの大手外食チェーンの「中国産食材」を使用した主要メニューの「実名リスト」に加えて、多用される具体的な「中国産食材」、それが使われる理由についても詳しく報じている。

デイリー新潮編集部