「新しい波には乗っておけ!」…貝殻ビキニで大旋風「武田久美子」が明かしていた離婚騒動も跳ね返す超ポジティブな教訓
夕刊紙・日刊ゲンダイで数多くのインタビュー記事を執筆・担当し、現在も同紙で記事を手がけているコラムニストの峯田淳さんが第一線で活躍する有名人たちの“心の支え”になっている言葉、運命を変えた人との出会いを振り返る「人生を変えた『あの人』のひと言」。第90回は武田久美子さん。最新刊の写真集も話題ですが、心が折れそうになった離婚騒動の裏側も明かしてくれたそうで……。(文中敬称略)
【写真で見る】ホタテの次はサンゴ…プロデュース力にさらに磨きが入った武田久美子
「貝殻女優」
伝説的なタレントで、まさか自分がインタビューできる機会が得られるなんて、想像したこともなかったのに、なぜか実現した人が2人いる。
1人はドラマ「氷点」で注目され、映画の中で「白馬のルンナ」がヒットした美少女として知られる喜多嶋(旧姓・内藤)洋子(76)。もう1人は貝殻(ホタテ)ビキニで知られる武田久美子(58)。どちらも一世を風靡し、アメリカに移住した伝説の人、というイメージがあった。
ところが、喜多嶋は2005年にインタビュー、武田は14年に8回の連載が実現した。折も折、武田は新たにサンゴの写真集「Sango」(講談社刊)を発売して話題になっている。
12年前の連載はエッセー集『KUMIKO BIBLE』(KADOKAWA)の発売を記念したものだった。この中では自身のライフスタイルや、2000年に結婚したビジネスマンとの離婚について、その胸中を包み隠さず話してくれた。連載の書き出しも〈これから日本とアメリカを行き来しながら、再出発しますが、最初にお騒がせしている離婚のことをお話します〉だった。
自ら「貝殻女優」と語る武田が、離婚をテーマに語る。セルフプロデュースの見本のような人だと思う。
その直後には久々に連続ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(15年、TBS系)に出演し、しかも、エッジの効いたヤクザの姐さんを演じたのはさすがだった。
結婚相手とはハワイで出会った。全米各地を飛び回る、出張の多い製薬会社勤務の営業マンだった。交際期間は1年。武田がメキシコで写真集の撮影に出かけるというと、彼は自分もついていくと言う。武田は断ったが、彼はそれでも引かず、根負けした。
その撮影先でのこと。2人は沈む夕陽を見つめながらカクテルを傾けた。プロポーズされたのはそのタイミングだった。映画のワンシーンのような光景というべきか。
今年で医大の2年生になる娘も授かった。留守がちな夫のことより、子育てが中心で「命より大事な娘ですから」と武田。娘が一番の生活がずっと続いた。そして「Sango」発売後のインタビューにも応じている。こんな抱負も。
〈娘も手が離れましたので、これからはなんでもやっていきたいです。横浜流星さんや韓国俳優のソン・ガンさんとか共演出来たらいいな〉(日刊ゲンダイ、9月26日付)
ホタテの次は、サンゴとプロデュース力に磨きをかけつつ……。
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