『俺箱』は敵じゃない? 「今秋No.1」と言われる「横浜流星」主演ドラマとは 際立つTBS制作チームの重厚な作り

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「VIVANT」を抜き去る?

「ツアー客の中で生きて発見された猿渡(中村アン)は小駒刑事が中学生時代の教育実習生で、現在は教師だという。小駒刑事にとって彼女は忘れられない女性のようですが、ツアー客5人分の山岳保険(1人500万円)の受取人が彼女だったという謎が初回の最後に判明します。意表を突かれっぱなしですし、次回が楽しみです」

 小駒刑事が通った中学校では支樺岳に登るのが学校行事だったようで、今回の事故で彼が遭難者に接するとき、何らかのトラウマのようなものも感じられる。木曽駒ヶ岳大量遭難事故を題材とした新田次郎の小説「聖職の碑」を思わせる伏線もありそうだ。

「ほかにも、病院の医師役がKing Gnuのボーカル・井口理で、第1話には出ていませんが『豊臣兄弟!』で徳川家康を演じる松下洸平に加え、市川実日子、野呂佳代もどんな形で登場するのか興味が尽きません。緻密で重厚な作りは『VIVANT』に勝るとも劣りません。『VIVANT』のほうは現在、福澤克雄監督の趣味なのかゲームバラエティーのようになってきていますし……」

 とはいえ「VIVANT」もここへ来てさらに視聴率を上げてきている。

「“ドラマのTBS”の面目躍如と言ったところでしょうか。どちらもSNSでの考察が盛り上がっていますし、ひょっとすると最終的には『LOST10』が『VIVANT』を抜き去るかもしれませんよ」

 失う“10”が何なのかも気になるところだ。

デイリー新潮編集部

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