「小中学校の友人なんて大事にしないでいい!」…子どもたちに改めて伝えたい「イヤな奴と仲良くすることは無意味」「そもそも大人になったら会わない」

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 2017年10月、「“小中学校の友人”なんてクソみたいなもの きれいごとで子どもを追い込むな」という原稿をプレジデントオンライン(POL)に書いた。この記事は同媒体の年間アクセスランキングで5位となり、『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)でも紹介された。言葉は強かったものの林先生には共感していただき、原稿を読んだ人、番組を見た人からの賛同の声もネットには多数書き込まれた。【中川淳一郎/ネットニュース編集者】

9年経った今伝えたいこと

 この原稿を書いたきっかけは、2学期の開始とともに、子どもの自殺が増えることを危惧したことにある。原稿の内容を要約すると「どうせ小中学校の友人なんて、その後の人生で、あなたにほぼ影響しないからイヤなヤツとは仲良くしないでいい。いじめられたら反撃すべきだし、自殺するなんてもってのほか」というものだ。

 林先生の番組内では100人に調査を行ったが、小中学校の友人と1年に2回以上会うと答えたのはわずか7人。「会わない」が59人で、「ほとんど会わない」が6人という結果になった。93人は年に1回以下しか会わないのだ。「会わない」ということは「現在の生活において大事な関係ではない」ということである。

 さて、厚労省と警察庁が今年3月に発表した「令和7年中における自殺の状況」には、小中高生の自殺者数の推移が報告されている。POLの記事の前年の2016年は320人で、2017年は357人。コロナ禍開始の2020年に499人と前年の399人から激増し、2025年は過去最多の538人となった。

 2017年の小中高生の総人数は1283万6000人で自殺者数は357人で、10万人あたり約2.5人。2025年は、1179万1000人中自殺者は538人のため、10万人あたり4.56人と激増しているのである。

 だからこそ、あれから9年経った今も言いたい。「小中学校の友人はその後の人生に影響しない。だから大事にしなくてもいい」と。もちろん、例外はある。たとえば、地元商店街の老舗店舗の跡継ぎになるような宿命がある場合は、同じ小中学校に通い、さらに地元に残る友人たちとは長く付き合わなければならないかもしれない。

 だが、大多数の人々は高校・専門学校・大学の友人の方が長い付き合いになるだろうし、社会に出てから知り合った人々との関係の方が、多くの場合、大事になってくる。さすがにいい大人になって陰湿な集団いじめなど滅多にないだろうが、大人になれば自らの意思でその場から離れたり、証拠を押さえていたら裁判を起こすことも可能だ。

 小中学校の場合、親の都合で住んだエリアによって人間関係が決まるし、逃げ道が「不登校」しかなくなることもある。とはいえ、いじめっ子ごときのために貴重な学業の機会を失うのはもったいないし、そもそも被害者だけが不利益に見舞われるのは理不尽である。

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